「お ち こ ち」に思いを込めて
過去から現在そして未来へと続く長い時の流れと
あちらからこちらからという空間の広がり、
それらの連なりの中で縦横の軸が結ばれる「今ここ」
「おちこち」という和語にはそんな思いを込めています。
40数年前、家族と始めた無農薬有機栽培の野菜作りは、
家庭から地域の子どもたちへと広がり「小さな自然体験畑の活動」へ、
やがて「おちこち農園」としての活動へ発展しました。
自然に沿う暮らしの模索は「山のくらし」へ、
いのちある食べ物への感謝は「正食」の学びへとつながりました。
「正食千葉教室 おちこち」の開講は、おのずと行き着いた一つのかたちだったように思います。
自然の恵みへの感謝を込めて「季節の手づくり」に励むことと共に。
36年間を過ごした知的障害教育の中で学んだのは、一人一人のいのちの大切さでした。
仕事と家庭に奔走しながらも、どちらも大切にしたい根っこは一緒、
4人の子どもたちの子育ては、自らの親育ちになりました。
山里で育った生活経験は暮らしの基盤。
50代になって入学した農学研究科でのは学びは、
経験してきたことの意味を再考する機会になりました。
やってきたことがひとつにつながり、その先にあったのは自然に沿う暮らしであり、
健やかに育まれるいのちへのねがいでした。
どれもが一つにつながること
時の流れ、空間の広がりの中で、
受け取り、引き継ぎ、暮らしをつないでいきたいと思います。
正食千葉教室おちこち
おちこち農園
山のくらし
季節の手づくり
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