「お ち こ ち」に思いを込めて
過去から現在そして未来へと続く長い時の流れと
あちらからこちらからという空間の広がり、
それらの連なりの中で縦横の軸が結ばれる「今ここ」
「おちこち」という和語にはそんな思いを込めています。
30数年前、家族と始めた無農薬有機栽培の野菜作りは、
家庭から地域の子どもたちへと広がり「小さな自然体験畑の活動」へ、
やがて「おちこち農園」としての活動へ発展しました。
自然に沿う暮らしの模索は「山のくらし」へ、
いのちある食べ物への感謝は「正食」の学びへとつながりました。
「正食千葉教室 おちこち」の開講は、おのずと行き着いた一つのかたちだったように思います。
自然の恵みへの感謝を込めて「季節の手づくり」に励むことと共に。
36年間を過ごした知的障害教育の中で学んだのは、一人一人のいのちの大切さでした。
仕事と家庭に奔走しながらも、どちらも大切にしたい根っこは一緒、
4人の子どもたちの子育ては、自らの親育ちになりました。
山里で育った生活経験は暮らしの基盤。
50代になって入学した農学研究科でのは学びは、
経験してきたことの意味を再考する機会になりました。
やってきたことがひとつにつながり、その先にあったのは自然に沿う暮らしであり、
健やかに育まれるいのちへのねがいでした。
どれもが一つにつながること
時の流れ、空間の広がりの中で、
受け取り、引き継ぎ、暮らしをつないでいきたいと思います。
正食千葉教室おちこち
おちこち農園
山のくらし
季節の手づくり
ライフオーガナイズ・メンタルオーガナイズ
プロフィール
向後あき子
正食クッキングスクール指導員
正食千葉教室おちこち 主宰
おちこち農園 主宰
ライフオーガナイザー
メンタルオーガナイザー
元特別支援学校教員